3月3日付けで文部科学省より、「3月1日以降の水際対策(その3)及び留学生円滑入国ス キームの導入などについて(周知・依頼)」が出されました。

標記のことにつきまして、下記の通り4点御連絡申し上げます。

水際措置の見直しについて(pdf)

申立書様式(docx)

(1)留学生円滑入国スキームの導入について
これまで累次御連絡のとおり、令和4年2月24日付けで「水際対策強化に係る新たな措置(27)」が決定され、受入責任者が行動管理等に責任を持つことを前提に、3月1日以降、外国人の新規入国制限の緩和措置が実施されております。

この度、外国人留学生の受入れを優先的かつ着実に実施するため、文部科学省、出入国在留管理庁及び国土交通省との共同で、留学生円滑入国スキームを導入することとなりました(添付ご参考)。
具体的には、ビジネス客等が比較的少ない月曜日から木曜日を中心に、国内航空会社等の協力を得て、大学や高等専門学校、高等学校、専修学校・各種学校、日本語教育機関等の受入機関が搭乗便の希望を集約した留学生について、フライト毎に設定されている一般枠と別に扱い、当該フライトの空席を活用して、留学生が円滑に搭乗・入国することを可能とするものです。

本スキームにおける具体の申請受付のための手順等については、3月7日週後半を予定しており、追って詳細をご連絡することとしておりますので、今しばらくお待ちくださるようお願いします。
また、外国人留学生の入国は本スキームによるものだけに限定されるものではありません。通常の方法でフライトの予約が可能な場合には、本スキームを通じて申込む必要はありません。本スキームが開始される前に航空券の確保ができる場合などは、そちらを優先して進めてください。

改めて、外国人留学生の円滑な入国が進むよう、各大学等におかれましては、「水際対策強化に係る新たな措置(27)」を十分にご確認いただき、早期にERFS(入国者健康確認システム)への入力を進めていただくなど、必要な手続きを進めていただくようにお願いします。(入国手続きを外部事業者等に委託される場合もあると思いますが、それによってERFSへの入力が遅れないようご注意ください。)
併せて、上記の留学生円滑入国スキームを用いるか否かにかかわらず、留学生本人に対して、以下の事項を十分に伝達いただくとともに、入国前の留学生の管理を適切に行うようにお願いします。
①3回ワクチン接種を強く推奨すること

*ワクチンは2回目までがファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ヤンセン(1回のみ接種をもって2回分相当とみなす)、3回目はファイザー、モデルナのみが対象。詳細は、「水際対策強化に係る新たな措置(27))」別添1参照。

②「MySOS」を必ず入国前にあらかじめインストールすること
*健康居所確認アプリ(MySOS)は、入国者の待機期間中の現在の位置、健康状態の登録、入国者健康確認センターによるビデオ通話で自宅等屋内待機していることを確認するフォローアップをするためのアプリです。
③羽田空港、関西国際空港、中部国際空港及び福岡空港を利用して入国する場合(3月4日現在)には「Visit Japan Webサービス」を利用すること
*Visit Japan Webサービスは、デジタル庁が提供する、海外からの入国者)が入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続等を行えるウェブサービスです。
④入国前検査の終了後、直前まで、感染拡大につながる不要不急な行動(特に送別パーティーや会食など)を厳に慎み、健康管理に留意すること

 

<本件に関する問い合わせ先>
文部科学省外国人留学生入国サポートセンター
〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号
電 話 03-5253-4111 (内線 5084)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00144.html

 

(2)2022年3月1日以降に入国する外国人留学生の状況調査について
文部科学省として、外国人留学生の入国状況等を適時に把握し、円滑な入国
につなげていくため、下記の調査にご協力くださるようお願いします。
毎週ご回答いただく必要がありますので、お手数ですが、何卒よろしくお願
いします。

提出期限・内容: 毎週木曜日まで・直近木曜日~水曜日(7日間)のデータ
回答方法: 下記URLから入力をお願いします。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=sBBYVMs2kEKJJkjbwPnpLzo72ZEKn9pOjBvU7wHCletUQVVHM0FKQ0ZMVDk2WE5PSzFYQzhGM1Y1UyQlQCN0PWcu&wdLOR=c747FD6B3-2188-411C-A80B-A0B436968197

 

(3)在留資格認定証明書の有効期間に係る新たな取扱いについて
併せて、留学生の入国に関して出入国在留管理庁から以下のとおり、お知らせがありました。

「水際対策強化に係る新たな措置(27)」の開始に伴い、在留資格認定証明書の有効期間の延長措置を更新しましたのでお知らせします。
今回の更新に伴い在留資格認定証明書を有効とみなす期間は以下のとおりです。
・ 作成日が2020年1月1日~2022年1月31日
→ 2022年7月31日まで
・ 作成日が2022年2月1日~2022年7月31日
→ 作成日から「6か月間」有効

なお、在外公館において査証申請を行うにあたり、通常の有効期間(3か月)を超えた在留資格認定証明書を提出する場合は、受入機関が「引き続き、在留資格認定証明書交付時に活動内容どおりの受入れが可能である」ことを記載した文書(申立書、添付ご参考)を提出することで、上記の有効期間の延長措置が適用されます。
この場合、査証申請時に在留資格認定証明書を含む通常必要な査証申請書類及び「水際対策強化に係る新たな措置(27)」により受入責任者がERFSに申請し発行された受付済証と併せて、申立書の提出が必要となりますので御注意ください。
査証申請についての詳細は外務省ホームページを御確認ください。

外務省ホームページ
「国際的な人の往来再開による新規入国のための査証(ビザ)の申請」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page22_003381.html

 

(4)外国人留学生等の入国後自宅等待機施設について
日本へ入国後の自宅等待機施設として、ホテル等以外にも、下記の国立施設もご利用できますので、ご検討いただければと思います。
お問い合わせは、各施設の連絡先までお願いします。

①国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)
連絡先:03-6407-7734(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
宿泊料金 1泊3,540円(食事代等別)
(文部科学省HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_01793.html
②国立夜須高原青少年自然の家(福岡) (ご利用期間は3月7日~3月31日まで)
連絡先:0946-42-5811(福岡県朝倉郡筑前町三箇山1103)
宿泊料金 3泊4日利用 1,520円~(食事代等別)
7泊8日利用 2,120円~(食事代等別)
*利用申込に関するお電話の受付時間は、9:00~17:00(土日祝日も可)となります。
(国立青少年教育振興機構HP)https://www.niye.go.jp/hottopics/yasukougen_ryuugakuseiukeire.html

(国立夜須高原青少年自然の家HP)
https://yasu.niye.go.jp/wp/wp-content/uploads/2021/09/ryuugakusei.pdf

【本件担当連絡先】
(外国人留学生に関する事項全般について)
文部科学省高等教育局学生・留学生課政策調査係
03-5253-4111(内 3360 又は 2518)